ヒーリングと聞いてあなたは何を思いますか？
『ちょっと怪しい感じがする』
『なんか神秘的な感じがする』
『ヒーリングを受けると幸せになれそう』
目に見えないエネルギー的なものに対して、
”信じられない”という考えの人も多くいらっしゃいますが、
目に見えないものこそ、私たちの人生を左右する大きな
鍵となり、そのエネルギーが私たちの心身に繊細に
働きかけていくことで、日々の思考や感覚が変化し、
人生が変わっていくことにも繋がります。
なぜならヒーリングエネルギーは、直接身体の内部に
流れるため、ネガティブな感情の原因となっている
ものに対して、ダイレクトに働きかけることが
できるからです。
以下では、ヒーリングの必要性について説明をしていきます。
①日々の疲れを癒すため
毎日、朝早くから夜遅くまで仕事をしていると、
改めて自分の心身の状態を感じることってなかなか
難しいように思います。仕事が終わって家に帰り、
ご飯を食べてお風呂に入ったら、そのままぐっすり
休みたいものです。
もちろん睡眠は身体の疲れを取るために最も大切
なことであり、私たちの身体の生命活動を行うために
必要なことでありますが、心の疲れをとることや癒しを
得るために直接効果的であるわけではありません。
思考や感情の疲れは、自分の意識上にあるうちに
しっかり浄化を行わないと、記憶から遠ざかると同時に
無意識の深い部分へと沈んでいき、後にそれらの感情に
対して働きかけることが難しくなっていくため、
普段から自分の中の心の疲れに対して敏感に感じていく必要が
あります。
私たちの身体は日々の積み重ねで作られているため、
一日5分〜10分でも身体をリフレッシュさせるためにも
自分へのヒーリングを日課にすることが理想です。
②過去のトラウマを浄化するため
私たちは、この世に生まれてきてから様々な体験をしながら
人生を歩んでいます。
遠い昔の出来事であっても、辛いことや悲しいできごとを
強く感じた場合は、特にネガティブな感情として私たちの心に
残りやすくなります。
嬉しい出来事とは違いネガティブな感情は、
危機感や恐怖感を伴うこともあり、一つの出来事に
対して自分のネガティブな解釈による負のイメージが
働きやすくなるため、それらが大きさを増し、
トラウマと呼ばれるものを形成していくことで、
それらは後に私たちを苦しめる原因となってしまいます。
しかし、これらの原因となっている根本部分へアクセス
することができると効果的に浄化が行われ、
過去のネガティブな想念から開放されることになり、
心も身体もどんどん軽くなり、自分をどんどん
楽にしていくことが可能になります。
まずは、自分が過去に経験したとても辛かったことを
一度思い返してみてください。
その時に頑張って乗り越えてきた出来事は、
あなたの頑張りとは裏腹に心の奥底へと沈んでしまう
という傾向もあるため、過去の痛みや苦しみの経験の
何かが今の自分に対して影響を与えていないかを今一度
振り返り感じてみることが大切です。
③幼少期の刷り込み・思考パターンの書き換える
私たちは生まれてからの家庭環境により、その後の人生が
大きくかわっていくことになります。
私の育った昭和の時代は、躾と称して「叩く」ことや
今の時代では「DV」と呼ばれるような行為は、学校でも
日常的に行われていました。
例えば私の経験ですが、学校に忘れ物をした時には、
先生に頭を叩かれる。授業中当てられて答えられない時には、
なんでわからないのかと怒られる。
家でほんの些細なこと、ジュースをこぼした時や、
ご飯を残した時、テストの点数が悪かった時も同じように
「叩かれる」ことや「怒られる」ことが多かったため、
私自身、人と接すること自体が恐怖となり、
社会にでてからも「○○さん」と名前を呼ばれるだけで、
「自分は何か失礼なことをしてしまったのか」
「嫌われるようなことをしてしまったのか」
「この後何か怒られるのだろうか」
などという負の感情が頭を駆け巡り、
人を避けて生きるようになっていました。
このように、幼少期から日常的に起こる出来事が、
私たちの心に徐々に形成されていくため、
その出来事がネガティブである場合は
それと同じように、その後の私たちの人生を
ネガティブな方向へと動かす原因となっていきます。
これらの過去の不要な思考パターンを癒し、
浄化していくことで新しいプラスの思考パターンが
定着しやすくなり、理想の自分へと変化することが
できるようになります。
④まとめ
ここでは、ヒーリングの必要性についてお伝えさせて
いただきましたが、私たちの過去の経験から来る、
ネガティブな感情たちは、気づいた時点で取り除くことが
可能です。なぜならそれらはあなたが持って生まれた
宿命ではないからです。
そしてそれらは、元々自分に備わっているものでもないため、
心にできてしまった傷は、心を癒すことや浄化作用をもたらすことで
心や身体は軽く、楽になっていきます。
